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Cross talk01

先輩×後輩

段取り八分を受け継いで
いわき出身の先輩・後輩が語る、建築現場のリアル

Talk Members

  • N.Oさん(先輩)
    建築事業部 建築工事部
    2019年新卒採用
  • M.Nさん(後輩)
    建築事業部 建築工事部
    2022年新卒採用
クレハ建設には、「教える・教えられる」を超えた、自然な学び合いの文化があります。今回お話を聞いたのは、いわき市出身の先輩・後輩コンビ。日々変化する現場の中で、どうやって段取り力や考える力を磨いているのか。2人の会話から、クレハ建設らしい育成のあり方が見えてきました。

01クレハ建設流・OJTのかたち

N.Oさん
クレハ建設では、この先輩の下で育てるとか、明確な上下関係で決められているわけじゃないんです。現場ごとに配属が決まって、次にどの現場に入るかはタイミング次第。だから自然といろんな先輩について、いろんなやり方を学んでいく感じですね。
M.Nさん
僕も実際、配属のたびに違う上司・先輩に付かせてもらってます。毎回やっぱり感じることも、教わることも違っていて、すごく勉強になります。
N.Oさん
そうそう。同じ仕事でも、やる人によってアプローチが違う。それぞれの技術や考え方を“現場”で学べるのが、うちの育成の特徴かもしれません。
M.Nさん
配属された先で、そのときのチームから学ぶっていう感じですかね。OJTっていうと堅苦しいイメージありますけど、現場で実際に動きながら、自然と身についていくんですよね。

02わからないことがわからない、から始まる関係づくり

N.Oさん
新入社員って、最初は「何がわからないかすらわからない」状態からスタートするんです。だから、クレハ建設ではまず“話しかけること”を大事にしています。こちらから「今わからないことって何?」と声をかけて、現場を一緒に歩きながら、リアルな場面の中で教えるようにしています。
M.Nさん
やっぱり実際の現場での学びが一番大きいです。安全のこと、図面の意味、業者さんとのやりとり。全部、現場で体感しながら理解していきます。
N.Oさん
図面ひとつとっても、ただ座学で学ぶより、この図面がどう現場でカタチになっていくのかを肌で感じるほうが早い。だから、教えるというより、一緒に現場を回って気づいてもらうスタイルが自然と根付いてると思います。
M.Nさん
教え方に正解があるわけじゃないけど、どの先輩もちゃんと対話しながら向き合ってくれるのが、クレハ建設らしいところだと思います。

03すぐ答えを出さず、一緒に考える

N.Oさん
僕は後輩に質問されても、すぐには答えを出さないようにしています。答えを言っちゃうと、その人が考えなくなっちゃうんですよね。大事なのは、過程を理解して、自分で答えを出す経験だと思うんです。
M.Nさん
すごく共感します。今って、何でもスマホで調べれば出てきますけど、建設の現場って、検索だけじゃわからないことだらけ。だから、自分の頭で考える力って大事だなって日々感じてます。

04現場を任されるということ

N.Oさん
現場って、やることめちゃくちゃ多いです。安全、工程、品質、原価…。そこに人間関係も絡んでくる。でも僕は、そういう“考えることの多さ”が楽しいタイプなんですよ。
M.Nさん
僕も最近ようやく少しずつリズムが掴めてきて。今はプラントの基礎工事に携わっています。ゼネコンさんや協力会社さんとの調整も増えてきて、現場のダイナミズムを実感してます。
N.Oさん
3〜4年目を超えた頃から、次席というポジションで現場を任されるようになります。僕も今は実質、現場をまとめる立場。もちろん上司のフォローはありますけど、責任は大きいです。
M.Nさん
僕もいつかは現場代理人になりたいと思ってるので、Oさんの姿は目標ですね。任されるってことは、それだけ信頼されてるってことでもありますし。

05協力会社さんとの関係性

N.Oさん
建設の現場では、毎回同じ協力会社さんと仕事ができるとは限りません。特に場所やスケジュールの都合で、普段付き合いのある会社さんを手配できないこともあります。そうなると、新しい協力会社さんとの関係構築からスタートする必要があります。
M.Nさん
最初はやっぱり、お互いのやり方を知るまでに少し時間がかかるんですけど、ちゃんとコミュニケーションを取っていくと、だんだんチームとしての連携が取れてくるんですよね。
N.Oさん
そうそう。新しい現場で出会った方々が、気づけば次の現場でもまた一緒に仕事ができる頼れる存在になっていったりする。そうやって、協力会社さんとのつながりが自然に広がっていくのも、現場仕事の面白さだと思います。
M.Nさん
信頼って、1日ではできないけど、ちゃんと築いていける。そういう過程も含めて、現場の仕事だなって思います。

06段取り八分、継いでいきたい姿勢

N.Oさん
「段取り八分」って言葉があるんですけど、ほんとにその通りで。経験を積むごとに、先を読む力や危機管理力が養われていく感覚があります。それを後輩に少しでも伝えられたらと思ってます。
M.Nさん
僕も今、目の前の仕事を一つひとつ丁寧に積み重ねてるところです。Oさんみたいに、経験を人に伝えられる力を持てるようになりたいです。

07興味がある方へ、一言!

N.Oさん
クレハ建設は、誰かに相談しやすい雰囲気がある会社です。失敗を恐れずに飛び込んできてください!
M.Nさん
僕もまだまだ勉強中ですが、困ったときに助けてくれる人が本当に多いです。安心して入ってきてください!